田頭拓己のブログ

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一橋大学大学院経営管理研究科専任講師。実証的なマーケティング研究。マーケティングに関する小咄や日々の出来事を記録します。

日記:オンライン講義の準備

今回は特にマーケティングの話ではなくただの日記です。以下色々書きますが、要はコロナウィルスの影響についての感想文です。とりあえず、カツカレーの写真貼っておきますね。

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図1 カツカレー

 

私が勤めている一橋大学は2020年3月末のタイミングで、同年4月からの新学期を5月7日開始に変更し、春夏学期の全講義をオンラインで開講するという決定をしました。それに伴い、これまで準備してきた講義内容をオンライン配信へ対応するために変更、調整しなければなりません。我々教員の立場からすると、オンライン化の準備として1ヶ月もらったというわけです。

 

さて、一口にオンライン講義と言いますが、その方法は大きく分けて2つあります。

  1. ライブストリーミング形式で学生とビデオチャットをしながら講義を行う。
  2. 録画(録音)したファイルをアップロードし、学生がオンデマンド形式で学ぶ。

これら2つのどちらを採用するかについては教員が判断します。

 

私の場合、学生の通信環境を鑑みて、ライブストリーミングで半期分講義を行うのは難しいのではないかと思っており、4月5日現在では、2の方法で行く予定です。ただその場合、manabaを使って学生の理解度を測る選択式問題を出題したり、SlackやZoomで学生の質問等に対応したりということも必要かと思います。なるべく学生の負担を増やさず、講義を遂行できるように、K.U.F.U する必要があるなと感じています。なお、オンライン講義のtipsについては広島修道大学の中園先生のブログや、その他たくさんの先生方が紹介して下さっておりますのでそちらをご参照ください(逃げ)。

 

ということで、私は録画物の配布にすると決めたわけですが、学生たちにとって動く私など通信量のムダであり全く価値がありません。ですので、録画と言っても、スライドと内容の説明音声の組み合わせで対応するわけでございます。私はパワーポイントの「スライドの記録」機能を使ってスライドショーに音声をつけることをメインの方法にすると決めました。この方法であれば.ppsxというスライドショー独自の形式で保存、配布が可能です。この方法の便利なところは、スライドごとに録音を行うことができるので、最後の最後で噛んだので最初からやり直しということがないことと、ppsxは編集できない形式であるということです。ただし、まだまだ使いこなせていないので、これから色々とトライアンドエラーが続くと思います。

4/7 追記:弊学の方針として、.ppsxファイルを使った講義構成は好ましくないそうなので、動画撮影をすることになりました。アバターとか作れないのかな…。

 

これ一本でいければよいのですが、私の場合、格好つけてbeamerでもスライドを作成しているため、パワーポイントではなくpdfで出力されている資料もあります。その場合、上記のやり方は行えないので、zoomを使った動画(スライドショー+音声)作成になると思います。

 

いずれにしても、私は5月までにブツブツと講義の説明音声を宅録していかないといけないわけです。幸い、ノートpcとマイク付きイヤホンがあれば、自宅でも簡単に説明ナレーションを録ることができます。在宅でこの作業を進めることが可能なのはとても嬉しいのですが、うちには今8ヶ月の娘がいます(かわいい)。日中録音しようとすると、娘とは違う部屋で行っていても、しっかり娘の声が入ります(かわいい)。うちの娘は声がでかいんです(かわいい)。

 

仕方がないので夜娘が寝た後に録ろうと決断し、22時過ぎから録音を開始しました。ここで私は1つ重要なことを忘れていました。それは、娘は私に似て声がでかい、つまり私も声がでかいということです(かわいくない)。

 

私の声がうるさかったのか、録音を初めて程なくして隣室で寝ている娘が泣き出しました。私の声で眠りを妨げるのは娘にも妻にも申し訳ないので、録音作業をやめ、このブログを書いた次第です。

 

もう12時過ぎたので、歯を磨いて寝ます。明日はカツカレーを食べたいです。